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独り言、音源感想、身体改造記録、そんな感じに延々と。
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そういえばもう年単位で文章書いてないことに気づいて愕然としました。
サイト開設当初というか2,3年は文章中心だったのに、気が付いたら絵ばっかり描いてた。

というわけで文章リハビリ。
自己満足すぎるので「つづきはこちら」にしまっておきます。

なんていうか、もう小説書けないかも。
というか、話を書く上での時代、背景設定と人物考察がまるっきり出来なくなってる。
ひたすらに内省的な一人称なら書けそうだけど、それ以外の形式でどう書いて良いのかわからなくなっちゃったよ。
やっぱり、コンスタントに書いていかないと鈍くなっちゃうもんなんですね。






自分の匂いのする毛布にくるまり胎児になる。

これは、越境であり、通過儀礼だ。

薄いブランケット一枚を隔てて、「此方」と「其方」とに別たれる「世界」。
まよひが、或いは、鯨の腹。

端から破綻した因果譚。
鯨を見つけることすら出来ないヨナ。
乗り越えるべき試練は此方にも其方にもなく、別たれた世界の境は余りに不明瞭で、獲得すべきものは何もない。

全ては唯の言葉遊びだ。
小難しい言葉を出鱈目に並べて弄んで、何かを分かった気になる。賢い気になる。

言葉とは、思考とはまるで地下茎の様だ。
決して表層には現れず、地下に根を張り脈絡なく多方向につながっていく多様体。
思考は想像力と癒着して更にその方向を見失う。

瞼の裏側でサルバドール・ダリのキリンが燃える。時計が溶ける。晩鐘が鳴る。
シュールレアリズムの世界で考察する巨人がミレーの晩鐘の音で消える。
なんて素敵なメタファー。

終わりも始まりもなく広がり続ける地下茎はやがてクラインの壺になる。
堂々巡りの目くらまし。
暗い狭い帰り道。風化した道祖神。
道切りされたのだと気付くのは何時だって終わってしまった後だった。




今日もまた死産だ。
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